家電と機械

DIATONEスピーカーネットワーク修理

約2年前にDIATONE 77EXVという1980年代に発売されたスピーカーの中古をオークションで入手して使用していました。発売当時はペアで14万程度の価格設定でそれなりに良い値段のするスピーカーで、今の感覚だと20万円程度でしょうか。音についても当時のDIATONEは人気があったようです。買ってから最近まであまり聞く時間が取れなかったのですが、オーディオ機器の整理等で久しぶりに77EXVを鳴らしてみると、どうも音にメリハリが無いように聞こえます。もともと中古で買った時からそうだったのだと思いますが、B&WのPM1と聞き比べても明らかに音に関して中域、高域の音がぼやけていると思っていました。

もう1台愛用しているB&WのPM1ほどでは無いにしろ、そこまでしょぼい音の訳が無いと思いながら、そういえばスピーカーには3つのスピーカーの受け持つ音域をセパレートするのにネットわーク回路(LC)が搭載されており、さすがに30年もたつとコンデンサーの劣化が起こってるんじゃないかと思いました。

とりあえず、構造の確認。32cmのウーハー部分を外してのぞき込むと、側面にフィルター回路の基板がねじ止めされていました。見えないので手探りで木ネジを外して引っ張り出します。

L(コイル)とR(抵抗、アッテネーター)は基本大丈夫ですので、C(コンデンサー)を外して容量テスト。なんか、実際の表記に対して1.5倍とかのかなり大きな容量値が出ます。

Cを測定するのに幾つか周波数を変更して試してみても、やはり数値がおかしいので、念のため手持ちのフィルムコンデンサーを計測してみます。手持ちのフィルムコンデンサーは実際の表記と誤差がほとんど出ず良い感じです。

手持ちのフィルムコンデンサーに全数交換してみることにします。手元には1.5μFと3.3μFしかないので4.7μFとか15μFは合成で作ります。

交換して、元通りスピーカーを組み付けて試聴してみます。びっくりなことにPM1に負けないほど中高音が明瞭になりました。しかも低音もスピーカーが大きい分良い鳴りです。1点気に入らないところは、無音時にPM1と比べ77EXVはツイーター部に耳を近づけるとかすかな「ザーッ」と言うノイズがかすかに聞こえる点。とにかく中高域がきらびやかになって個人的には好きな音質で良い音になりました。

-家電と機械
-, , , ,

© 2022 DIY道